ウミガメのハッチアウト

かず
はいさーい!CORALのKazuです!!!今日は僕が先日撮影してきた、沖縄の海の神秘 “ウミガメのハッチアウト(孵化)” について、見て、感じたことを書いてみようかと思います!いつも通り語彙力皆無の文になってしまいましたが、暖かく見守っていただけると幸いです。
1ハッチアウトとは?

「 ハッチアウト:卵が孵る」

カッコよくないですか?「ハッチアウト」って言葉…。卵という空間から厳しい試練が待つ外界に、いざ出陣!!って感じがしませんか?? 今回僕は沖縄県の恩納村で産み落とされた、アカウミガメの卵のハッチアウトの瞬間に立ち会うことができました。

沖縄本島でのウミガメの産卵シーズンは5月下旬〜9月上旬と結構長い…。母ガメは満潮の夜、浜に上がってきて人間が腰まで埋まるほどの深い穴を掘り、100〜150個のピンポン球くらいの卵を産み落とします。最初その数を聞いた時は、「でーじ多いさ!」って思いました。笑 でも、その中で卵が産めるくらいの大人のウミガメになれる確率は1/5000とも言われています。自然って厳しい…。しかしその厳しい環境で生き抜いたウミガメは、自分が生まれた海に再び戻ってきて産卵します。

ウミガメの性別は、産み落とされた砂の中の温度で決まるという話は生物の授業で習ったかと思います。29℃を境として、それより低い温度が続けばオスが、高いとメスが多く生まれます。しかし近年では地球温暖化によりメスの個体が多くなってきているという研究結果もあるようです。

2自然の神秘

子ガメは砂の中から出てくると、真っ直ぐに海に向かってペタペタと進んで行きます。海に出て48時間は「フレンジー」と呼ばれる状態で、ひたすら沖へ沖へと泳ぎ続けます。浅瀬は子ガメの天敵となる生物がたくさんいるので、少しでも生存率をあげようと、そのような本能が備わっているんですね。

ところで皆さん、海で30cm以下のウミガメを見たことはありますか?もしある人がいたら超レアです。ウミガメは生まれてから30cmくらいの大きさまで成長する間の期間、どこで何をしているのか解明されていません。この期間を「Lost age:ロストエイジ」と言います。これまたカッコいい。だから実は、美ら海水族館などで見ることができる30cmよりも小さい個体は、自然界では滅多に見ることができないんです!!

そして、生まれたばかりの子ガメは光に向かって進む習性があるようで、撮影のためにカメラと水中ライトを持って海に入ると、そのライトの光に子ガメが集まってきます。沖縄本島の北部では、道路の街灯に引き寄せられた子ガメが車に轢かれてしまうという事例も発生しているそうです。このような人的被害も間違いなくウミガメの生存率を大幅に下げている原因と考えられますよね。

このようなウミガメの生態について、黒島の研究所がわかりやすい記事を書いてますので、ぜひ参考にしてみてください!

3ウミガメの保全活動について

Chura-mura」は、読谷村を拠点にして活動しているこの団体は、ウミガメの保全活動を行っている団体です。Chura-muraの公式Instagramもぜひ覗いてみてください!実は、僕が今回ウミガメのハッチアウトを撮影することができたのも、産卵からずっと観察を続けてくれているChura-muraの方々のおかげです。

Chura-muraが行っている保全活動は様々で、ボランティアで読谷村から恩納村の海域のウミガメの産卵パトロール、産卵巣の保護、ハッチアウトの観察、死亡個体の研究などを行っています。僕自身もパトロールなどは定期的に行っていますが、毎日頑張っている方にハッチアウトがありそうな日を教えてもらい撮影させていただくという、何ともおこがましいことをさせて頂いてます。本当に感謝しています。

そして僕自身も、実際に産卵された砂の上を踏んでしまったり、掘ったりすると卵に悪影響を及ぼし、最悪死んでしまったりする中で、このような人的被害を防ぎ、一匹でも多くのウミガメが海へと巣立って行けるように保護活動をしてくれている方々がたくさんいることを忘れずに、今の活動を続けていきたいと思っています。

皆さんも、産卵シーズン中に海でBBQや花火をしないことを心がけたり、産卵しやすいようにビーチを綺麗にすることを心がけながら生活すれば、海で遊んだ時にウミガメと出会う確率が高くなり、素敵な世界へ連れて行ってくれるかもしれませんね!

4最後に

神秘的なウミガメの世界、いかがだったでしょうか。1/5000って数字驚きませんでしたか?自然がいかに厳しいかがわかりますよね。そんな厳しい環境に加えて、私たちが出す海洋ゴミでウミガメの生活はさらに危険にさらされています。そう考えると私たちがどうしていくべきかは明確ですよね。人間もウミガメも暮らしやすいような環境を少しずつ、みんなで作っていきたいですね。

ここまで読んでいただきありがとうございました!僕のInstagramでは沖縄の海の中に広がる美しい世界を僕なりに発信しています!こちらもぜひ覗きにきてください!

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